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正常発達・姿勢運動制御

正常発達(児)の研究に求められること

 出生時体重が1,500g未満で生まれた極低出生体重児は粗大運動発達に遅れを示したり、歩行がなかなか安定しない、走行・ジャンプができないなどの問題を抱えやすいと言われています。幼児期に歩行不安定やその他の運動の苦手さを訴える児に対し、理学療法士はバランス練習などの理学療法を提供しますが、その特徴は正常発達を遂げるお子さんのデータも少なく、明らかにされていません。

 正常発達児の姿勢運動制御能(姿勢を保持したり,バランスを保つ能力)についての基礎データの蓄積を行うことでそれらを苦手とする極低出生体重児と比較し,その苦手さについて早期に関わるきっかけになればと、考えております。

 したがって、幼児期の歩行の特徴を理解することは今後の理学療法介入において非常に重要な情報となることが期待されます。

どんなことをしているの? 

 3次元動作解析システムを用い、動作を記録し、解析します。3次元動作解析システムとは、ひとの動きをパソコンに取り込んでその動きを詳細に解析する技術です。自然に歩行する様子、歩行開始の様子、(できるお子さんのみ)片足立ちをしている様子を測定させて頂きます。

最近の研究活動

・幼児期における姿勢運動制御機構の発達に関する基礎的研究 (平成30年度科学研究費助成事業 若手研究に採択)

・極低出生体重児の歩行安定性に関する調査

被験者を募集しております!

詳細は以下のPDFファイルをご確認ください。

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